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  • (暮らしの豆知識)

異物誤飲に注意 (2)

どんな症状がみられるの?

誤飲したものの種類や量、ワンちゃん、ネコちゃんの体格や体質によって、症状や症状が発現するまでの時間、重症度が異なります。誤食後に時間が経過してしまうと、治療が困難になる場合や、症状が重くなる場合があり、場合によっては死に至ることもあるので注意が必要です。
症状は様々ですが、一般的に嘔吐や下痢、流涎(よだれ)、食欲不振、元気消失などの症状がみられることが多いようです。このほか、脳や心臓、神経などに作用する中毒物質もあります。

どんな治療をするの?

触診、エコー検査、レントゲン(X線)検査などで診断を行います。異物の種類によってはレントゲンに写らないものや写りにくいものもあり、判明が難しい場合があります。このような場合や腸閉塞などを疑う場合には、バリウム検査を行います。検査の結果により、便と一緒に異物の排泄を待つ場合もありますが、異物の種類や状態によっては早急な処置が必要なこともあります。
処置の方法としては、催吐処置(異物を嘔吐させる処置)や内視鏡による除去、もしくは胃切開などの外科手術などがあります。その他、液体や中毒の可能性がある異物を誤飲した場合には胃洗浄することもあります。また、異物による中毒症状などを起こしてしまった場合は解毒剤の投与や点滴治療などを行います。

わが子を守るためには?

【ワンちゃん、ネコちゃんの行動範囲を安全に!】
子犬ちゃんや子猫ちゃんは遊んでいるうちに食べてしまうことがあります。ワンちゃん、ネコちゃんの届く場所に飲み込みそうな物や、興味を示しそうな物を置かないことが大切です。お留守番のときなどは、柵やサークルなどを使って行動範囲を制限する等の工夫をしたほうがよいでしょう。

【安易に与えない!】
来客時には、「ヒトが食べると何でもない食べ物でもワンちゃんにとって危険な食べ物があること」を伝え、ヒトの食べ物をあげないようにお願いしましょう。

【落としたら拾う!】
落ちている食べ物はすぐに拾うように気をつけましょう。

【口の中のものを出すといいことがあるよ!】
ワンちゃんの習性として、お口に入れているものを出させようとして、無理をして口をこじ開けようとすると、「とにかく取られないようにしよう」と飲み込もうとしてしまいます。お口の中のものを出させるときには、それよりワンランク上の好きなものを見せて、代わりにお口の中のものを出すように促しましょう。また、日ごろから「お口の中のものを出したら、もっといい物がもらえた」という経験をさせるようにしましょう。

【パーティー中は別の部屋で!】
ワンちゃんの安全を守るためには、ヒトの会食中はお子様にサークルの中や他の部屋で過ごしていただくほうが良いかもしれませんね。

【散歩中は飼い主さんに意識を向けさせる】
散歩中は何が落ちているか分からないので、リードを離して自由にしないようにしましょう。名前を呼びながら散歩をすることで、常に飼い主さんを意識するように仕向けましょう。

【スプーン、フォーク、竹串などは危険!】
スプーンやフォークを使って食事を与えることや焼鳥などの竹串などに刺さったものをそのまま手でもって食べさせたりすることは、スプーンや竹串などを一緒に飲み込んでしまう可能性があるため非常に危険です。

異物を飲み込んでしまったときは?

摂取したことが疑われる場合には、早急に動物病院に行くことをお勧めします。また、中毒を起こす可能性がある食品や薬物の場合は内容の表示がある袋や箱、その他の場合でも異物の一部などがあれば、治療方針の目安となりますので、それを持参することをお勧めします。治療法については摂取した異物の種類や量、摂取後経過している時間によっても異なりますので、かかりつけの動物病院とよくご相談ください。

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