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ワンちゃんのしつけの基本(2) 褒め方・叱り方

上手に褒めよう

大好きな飼い主さんに褒められるとワンちゃんは嬉しくなります。
「お利口だね」「可愛いよ」とやさしく声をかけたり、ワンちゃんを抱いたり撫でたりすることで「わたしはあなたが大好きなのよ!」「あなたがとった行動は正しいのよ!」「嬉しいね!」と、飼い主さんの気持ちを伝えていきましょう。

「ワンちゃんがとった行動が良い」ということを的確に伝えるためには、タイミングが大切です。
時間が経過してから褒めても、ワンちゃんは何のことを褒められたのか心の中でうまく結び付けることができず、正しく理解できません。うまくいったことや良い行いをした場合は、間を空けずにすぐに褒めるのがポイントです。

「これをしたら褒めてもらった!」ということをワンちゃん自身が理解をすることで、「何をすれば褒めてもらえるかな?」と、考えて行動するように導くことが大切です。
ワンちゃんは、大好きな飼い主さんと一緒に喜び楽しむことを望み、何が正しい行動なのかワンちゃん自身が考えるように変わっていくでしょう。

また、上手に褒めるためには、日頃から身体を優しくなでてあげることで、上手にコミュニケーションをとるようにすることも大切です。
多くのワンちゃんは「あごの下」や「耳の付け根」「ノドから胸にかけて」を触られるのを好みます。

同じほめるにしても、「興奮をさせてテンションをあげる褒め方と落ち着かせる褒め方があります。
首筋のあたりを上下になで回したり、身体の横や首を叩く方法は、ワンちゃんの脈拍を上げて集中力をあげる褒め方ですから、これから仕事や運動をがんばってね、というときに適した方法です。
一方、落ち着かせたいときは、毛並みに沿って一方向に優しくゆっくりとなでおろす方法をとります。上手に使い分けましょう。


ウチの子は何が好きなんだろう
上手に褒めるには、ワンちゃんがどんなものを好きなのかよく観察をしてあげて、わが子のことを知ることが大切です。
ワンちゃんの大好きなことや物を上手に使って褒めてあげましょう。


ワンちゃんが触られて嫌いな場所は?
ワンちゃんにとっての急所は、頭やマズル(口)、足先などです。
ワンちゃんは上から迫ってくるものを恐がりますから、頭をなでられるのはあまり好きではありません。また後ろから近づいていきなり尻尾などを触るのも嫌がりますので注意が必要です。褒めようとする行為が逆効果になってしまわないように注意をしてあげましょう。

上手に叱ろう

ワンちゃんの安全を守り、人間社会のルールを教えるためには、「いけないよ」ということをしっかりとワンちゃんに教えてあげることが大切です。

まず叱る言葉を決めましょう。この言葉は、いつ、家族のだれが叱っても同じ、ということが大切です。
叱るときの言葉は「いけない」「だめ」「ノー」というように分かりやすい言葉を選びましょう。
また、名前を呼びながら叱ることは避けたほうが良いでしょう。


叱るときのタイミングは?
時間が経ってしまってから叱ったり、感情的に叱ったりしてしまうと、ワンちゃんにしっかりと伝えなくてはいけないことが伝わらなくなってしまう可能性がありますし、「構ってもらえる」と思わせるだけで終わってしまうこともあるのです。叱るときには、何がいけないのかが明確に伝わるように叱りましょう。
そのためにはタイミングが大切です。いけない事をしている時かその直後に、ワンちゃんの目を見て冷静に叱ってあげてくださいね。

例えば、「車道を通るときには、ワンちゃんも一旦停止が必要、飼い主さんの許可を得てから歩くのだよ」ということを教えるためには、叱らなければならないときもあるでしょう。
車道をそのままワンちゃんが歩こうとしたときは、すかさず、しっかりと落ち着いた低い声で「いけない」と叱るのです。

ワンちゃんをしっかりと止まらせて、飼い主さんが車の状況を把握して大丈夫だったら「よし」と歩くことに許可をしてから歩き出しましょう。ワンちゃんが飼い主さんの指示をきいたときには、「お利口」としっかりと褒めてあげてください。
ポイントは、同じことの繰り返しを、いつも、どんなときでもきちんと続けることです。このような繰り返しの中で、本当にワンちゃんを守るためには、時には愛情の深さゆえの厳しさが伴うということがワンちゃんの心に届き、ワンちゃんの信頼を得ることにつながるのです。


知らん顔をするのも時には必要
自分の要求をかなえようと飼い主さんの気をひこうとしているワンちゃんに対しては、知らん顔をし続けることが必要です。ワンちゃんは愛情に関してとても貪欲などうぶつですから、叱られても構ってほしいこともあるのです。
時には知らん顔をするのも時には有効となりますので、工夫してくださいね。

また、一度、「上手くいった」とワンちゃんが認識してしまった行動に関しては、ワンちゃんはかなり固執するものです。「吠えたら遊んでくれた」という経験を持つ子は、「何で今回は上手くいかないんだろう」「もっと頑張って吠えなきゃ」と、ますます吠えるものですが、「無駄なんだ」と理解するときが必ず訪れます。
大変ですが、そこまであきらめず教え続けてあげてくださいね。

また、興奮をしすぎているワンちゃんをしずめるときにも、知らん顔をし続けることが有効です。
興奮しているときには、落ち着くまで待ってから声をかけてあげることが大切です。
また、ワンちゃんも人と同様、我慢することが精神的な成長になることもありますから、しっかりと我慢をする機会もワンちゃんに与えてあげましょう。

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