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うさぎさんの食事と栄養

うさぎさんの消化器官の特徴は?

うさぎさんは、母乳以外の動物性食品を摂取しない完全草食動物です。肉食や雑食の動物に比べて腸が長く、優れ物の巨大な盲腸を持っています。この盲腸の中では、内部に共生する細菌の働きにより、消化が困難なセルロースなどの食物繊維を分解してタンパク質やビタミンなどの栄養が作られているのです。

うさぎさんのウンチ

さて、うさぎさんのウンチといえば、コロコロ、硬く丸いというイメージがありますが、盲腸ではこのウンチとは別の種類のウンチを作っています。粘液で覆われ、軟らかくまとまったブドウの房の様な形態の「盲腸便」と呼ばれるウンチですが、このウンチの中には盲腸で作り出した栄養がたっぷり含まれており、うさぎさんはこのウンチを直接、肛門に口をつけて食べることで摂取しています。

うさぎさんの身体に適した食事

もともと厳しい野生を生き抜いてきたうさぎさんの体は、草や樹の皮や根を食し、どちらかというと貧しい環境を生き抜くために発達してきました。そういったうさぎさんの体に適した食事を与えることが、うさぎさんを健康に過ごさせてあげることなのです!

うさぎさんの消化器官や歯を健康に保つのに適しているのが、繊維質に富み低カロリーの干し草です。干し草の中でも低たんぱく質、低カルシウムであるティモシー乾草などのイネ科の干し草が、高たんぱく、高カルシウムであるマメ科のものよりは、さらに望ましいといわれています。

バランスは、ラビットフード5:干し草4:野菜1くらいを目安に、主食は干し草とし、いつも食べられるようにしましょう。ラビットフードは、総合的な栄養バランスをとるために与えます。一日に与えるラビットフードの総量は、うさぎさんの体重の2%程度とし、数回に分けて与えます。また野菜はオヤツとして与えてあげるのが望ましいようです。野菜を与えるときには洗った後の水分をよく拭いてからにしましょう。

うさぎさんの好み

うさぎさんの好みは、うさぎさんの健康のために好ましいお食事内容とは異なります。ナッツ類やクッキーなどの栄養価の高い食べ物が大好きですので、際限なく食べたがる傾向にあります。これらの食べ物の次に、果物、野菜、ラビットフードフード、干し草の順で好むことが多いようです。そのため、「うさぎさんが喜ぶから」といって、好きなものを与えてしまうことが病気につながることが多いので注意が必要です。

また、幼い頃に食べた経験のない食べ物をオトナになっても食べたがらない傾向があるので、うさぎさんの好みに惑わされることなく、将来食べさせたい食物を幼い頃から与えてあげることが健康管理の上で大変重要です。

植物繊維の不足

食物繊維の不足は盲腸内の細菌叢の状態を悪くして、盲腸内のpHを異常にしたり、腸のぜん動運動を弱めてしまいます。繊維不足は腸炎や毛球症の発症に関連があるともいわれているため、適切な量を与えることが重要です。

肥満とダイエット

カロリーの高いものを食べ、冬でも暖かい場所で過ごしている子は、どうしても肥満になってしまいます。肥満は心臓や代謝系などに負担を与え、足腰にも負担となります。その子の状態に適した食事内容、カロリーと運動量を調節することは飼い主さんの責任です。出るカロリーと入るカロリーがちょうどバランスが取れるようにしてあげましょう。 また、うさぎさんは背中には脂肪が付きにくく、ぽっちゃり具合が分かり難いので、肋骨のあたりやお腹のあたりをそっと触って確認をするようにしましょう。
さて、「ダイエットが必要かな」というときの注意点ですが、うさぎさんの身体と心にストレスを与えてしまうため、急激なダイエットは厳禁です。十分に時間をかけましょう。なお、うさぎさんの絶食は、脂肪肝につながることもありますので注意が必要です。

高栄養摂取の弊害について

たんぱく質の過剰摂取は腸炎の発生頻度を高めます。芋類やクッキー、パンなどの高炭水化物の過度な摂取は盲腸内の異常発酵につながり、鼓腸症や腸毒素血症などの発症に関わるといわれています。

うさぎさんのカルシウム代謝

うさぎさんのオシッコは濁っていますが、この濁っている成分はカルシウムです。ただでさえ、うさぎさんは尿石症を起こしやすいのですが、カルシウムを多く含むフードや牧草類、お菓子などを与えてしまうことで、さらに起こしやすくなります。尿石症以外にも、腎臓や動脈へのカルシウム沈着につながり、腎不全や血圧の上昇を誘発することもあります。

ラビットフードの種類

うさぎさん用のフードには、大まかにみてみると、硬いタイプのものと軟らかいタイプのものがあります。硬いタイプのフードはうさぎさんの臼歯の歯根に負担がかかりやすいという指摘もあるようです。
ラビットフードは配合された栄養成分がうさぎさんの健康維持のためには適当であるという点では望ましいのですが、健康な歯や消化器管にとって繊維の配合が十分でなく、先述のように干し草を中心に食事を与えてあげるとよいでしょう。なお、ラビットフードの繊維質は17%〜20%以上あることが好ましいといわれています。

みなさんからのコメント

らびままさんのみんくちゃんからのコメント
好みがあるみたいですよ。赤ちゃんのときに食べたことのないものは、大きくなってからは食べようとしないことが多い、と聞いたことがあります。 牧草は必須!で主食、そのほかはペレット、が理想みだいです。生野菜を食べる子は、食べ過ぎておなかをこわさないように、と聞いたことがあります。
いのりさんのミルクちゃんからのコメント
人参たべてくれない!

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