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ナルコレプシー

ナルコレプシーとは

ナルコレプシーは、「突然強い眠気に襲われる」という睡眠発作を特徴とする、人とワンちゃんに共通してみられる睡眠障害です。興奮や喜びなどの感情に伴い、姿勢を保つ筋肉が突発的に弛緩する脱力発作(カタプレキシー)が見られます。ドーベルマン、ラブラドール・レトリーバー、ダックスフンド、プードルならびにビーグルが好発犬種として知られています。

原因

近年、摂食や睡眠といった生理作用に深く関与する脳内のオレキシン受容体に起こる変異が、発症原因の一つであるとの報告がされました。脳内の神経伝達物質であるオレキシンという物質が、オレキシン受容体に正常に作用できず、機能を発揮できないのではないかと考えられています。

症状

食事や遊びなどの刺激により興奮することが引き金となり、全身または膝や腰などの姿勢を保つ筋肉の力が抜けてしまう(カタプレキシー)症状を呈します。

予防

命に関わるような疾患ではありませんが、生涯にわたり症状が続きます。根本的な治療法はありませんが、中枢神経に作用する薬の投与や生活習慣を見直すことで症状が改善されることが知られています。遺伝性の疾患ですから、原因となる遺伝子を保有しているワンちゃんを繁殖に使わないことが肝要です。

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