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咀嚼筋炎

咀嚼筋炎とは

下顎の咀嚼運動(食べ物を噛み砕く際の口の運動)を行う筋肉である咀嚼筋に萎縮や腫脹、疼痛などの異常がみられる病気です。左右対称にみられることも、非対称にみられることもあります。ジャーマン・シェパードなど大型犬で多く報告されています。

原因

咀嚼筋に炎症が起る疾患であり、炎症の原因として、自分の組織を抗原として体が抗体を作り、自分の組織を攻撃してしまう自己免疫性疾患だと考えられています。また、ウィルスの咀嚼筋への感染も原因の一つとして考えられています。

症状

急性と慢性の場合があり、急性期では咀嚼筋を構成する側頭筋、咬筋の痛みを伴う腫脹と重度の萎縮があり、食べるのを嫌がります。また、発熱や多量の流涎がみられたり、痛みのため口を開けることに抵抗したりすることがあります。慢性期では筋肉が重度に萎縮した結果、眼が落ち窪んで見えるようになったり、開口が困難となり食べ物を取ることが難しくなったりします。

治療

コルチコステイロイドなどを用いた免疫抑制剤が効果的です。食事の摂取が困難な場合には流動食を与えますが、経鼻栄養カテーテルや腹部から直接食事を流し込む胃瘻チューブを利用することもあります。治療に反応し、症状が緩和しても再発することが多いといわれています。

予防

早期発見、早期治療が大切です。動物病院でのこまめな検診をお勧めします。ご自宅では、ワンちゃんの様子を日頃からチェックし、上記の症状が見られる場合は、早めに動物病院にご通院ください。

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