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子宮水腫

子宮水腫 とは

子宮は、女の子のうさぎさんの腹腔内にある生殖器官です。
子宮水腫は、この子宮内に漿液(しょうえき)※が貯まることによって起こる病気です。
※粘性の低いさらさらした液体を漿液といいます。

原因

うさぎさんは交尾したときの刺激によって排卵が誘発される交尾排卵動物であるため、一定した性周期がなく、月のうち2-3日程度の発情休止期以外は発情状態が年中続きます。妊娠をしているうさぎさんの体ではプロジェステロンというホルモンが優位になり、妊娠して いないときは女性ホルモンのうちのエストロジェンというホルモンが活発になっています。 ペットとして暮らす女の子のうさぎさんは、ほとんどの場合妊娠する機会がありませんので、 常にエストロジェンが優位な状態となっています。このようなホルモンの不均衡のために、うさぎさんでは子宮腺癌、子宮水腫、子宮内膜炎といった子宮疾患を引き起こしやすいのでは ないかと考えられています。

症状

初期の症状はほとんどなく陰部からの排液も認められませんが、漿液の貯留がすすむにつれ、子宮は大きく膨れ、腹部膨満を示します。
腸が子宮に圧迫されて、食欲不振、体重減少、削痩(さくそう)※を示します。
※体重が著しく減少して、異常に痩せてしまった状態を削痩といいます。

治療

治療は、手術で子宮と卵巣の全摘出を行います。高齢などの理由で手術が出来ない場合には、抗生物質などで内科療法を行いますが、あまり効果は期待できません。

予防

3〜4才の未避妊の女の子のうさぎさんは子宮疾患を起こしやすくなりますので、2才くらい までに避妊手術をすることで予防すると良いでしょう。
病気の早期には食欲や元気にほとんど変化が見られないので見過ごされがちです。避妊をしていない場合には定期的な健康診断を受け、普段から食欲不振がないか、お腹に張りがみられないか、などによく注意をしましょう。

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