コメントを書く・読む

  • (50音で調べる)

猫免疫不全ウィルス(FIV)感染症

猫免疫不全ウィルス(FIV)感染症とは

「猫免疫不全ウィルス(FIV)感染症」は一般的に「猫エイズ」と呼ばれていますが、エイズの意味は後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん, Acquired Immune Deficiency Syndrome:AIDS )のことなので、正確には「猫免疫不全ウィルス(FIV)感染症」の病態の一つが「猫エイズ」ということになります。
FIVはほとんどの場合、感染しているネコちゃんにかまれることで、その唾液により感染します。感染すると、長期間かけて免疫不全症候群を発症させることが知られてますが、発症までの潜伏期間中は無症状なことも多く、また、発症しない場合もあります。

原因

猫免疫不全ウィルスが原因となり、引き起こされる病気です。このウィルスは感染したネコちゃんの唾液中に含まれるため、多くの場合感染したネコちゃんとケンカして噛まれたとき等に感染します。

症状

猫免疫不全ウィルスに感染して 1 ヶ月後くらいから一時的に熱を出し、下痢や全身のリンパ節が腫れてくる症状が現れます。この時期を急性期といい、数週間から数ヶ月続きその後は、無症状の状態の無症状キャリア期に入ります。そして、徐々に免疫力が落ちてくると、口内炎や鼻炎などの慢性感染症等の様々な免疫不全の症状が現れます。さらに病状が進行すると後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症し、貧血や腫瘍などの発生、体重減少などの症状が起こります。このような状態になると、多くの場合、発症から数ヶ月で死亡する確率も高くなります。

治療

現在のところ、有効な治療法はありません。口内炎や慢性感染症などの症状が出た場合、抗生物質や抗炎症剤、等を用いた対症療法が主体となります。ネコちゃんが後天性免疫症候群を発症すると、多くの場合、数ヶ月で命を落とします。

予防

ネコちゃん同士のケンカでの咬傷から感染する可能性が高い病気のため、ネコちゃんをウィルスの感染から守るために、室内飼いにしましょう。また、猫免疫不全ウィルスに感染してしまった場合、ストレスのかからない快適な環境を作ることで後天性免疫不全症候群を発症することが予防できます。

同じ病気のおともだち(闘病日記)

みなさんからのコメント

コメントを投稿する