コメントを書く・読む

  • (50音で調べる)

猫白血病ウィルス(FeLV)感染症

猫白血病ウィルス(FeLV)感染症とは

猫白血病ウィルスに感染すると、白血病やリンパ腫のような血液の腫瘍を引き起こす場合があることから、この名前がつきました。また、感染したネコちゃんの免疫力を低下させるため、多くの疾患が発症することに関与し、重篤となることが多いので注意が必要です。

原因

猫白血病ウィルスに感染することで起こる病気です。妊娠したネコちゃんの胎盤を介しての胎子への感染や乳汁を介しての子猫への感染もあります(母子感染)。また、感染したネコちゃんの唾液にウィルスが多量に含まれるので、なめられたり、じゃれたり、けんかをしたり、食器の共有などでも感染します。感染しても、発病せずに体内からウィルスが消えてしまうこともありますが、月齢が低い子ネコちゃんの感染では持続的に感染する場合が多いようです。この場合は、生涯にわたってウィルスを持ち続けることとなります。

症状

感染初期に全身のリンパ節の腫れと発熱が起こります。この初期の一過性( 2 週間から数ヶ月)の感染で終わる場合もありますが、持続感染となると、ウィルスの直接作用によるリンパ腫や白血病などの血液の腫瘍や、貧血や腎炎、口内炎、流産・死産など様々な症状が引き起こされます。

治療

持続感染をしているネコちゃんの場合、ウィルスを排除する方法がないので、飼育管理を良好にし、食事療法を行い、ネコちゃん自身の免疫力が高まるのを待ちます。リンパ腫や白血病を発症した場合には抗癌剤の治療や、その他、インターフェロンや抗生物質の投与等、症状に応じた治療を行うことになります。また、ネコちゃんのストレスを取り除くことも病状の進行を遅らせる要因となりますので、快適な環境を心がけましょう。

予防

ワクチン接種で防げる病気です。ワクチン接種を受ける際には、接種時期や種類などについてかかりつけの動物病院にご相談ください。通常、ワクチン接種の前に猫白血病ウィルスに感染していないか血液検査で確認し、陰性の場合に接種します。陽性だった場合は、ストレス状態にならないように注意し発症を予防します。外出や寒冷などがストレスとなるので注意しましょう。また、他のネコちゃんがいる場合は感染の蔓延を防ぐために感染しているネコちゃんを隔離し、環境(ケージや食器など)の消毒を行なうことが重要です。一番の感染予防は、感染したネコちゃんに接触させないことです。外に出すと感染の機会が増えるため、ネコちゃんは室内で飼いましょう。

同じ病気のおともだち(闘病日記)

みなさんからのコメント

コメントを投稿する