人獣共通感染症(ズーノシス) 11. バルトネラ症(猫ひっかき病)
猫にひっかかれたり咬まれたりすることで感染する病気です。この病気は夏から初冬にかけて患者の発生率が高く、ネコノミによって媒介されることで知られています。
感染どうぶつ
イヌ、ネコ
病原体
Bartonella henselae バルトネラ菌
感染経路
バルトネラ菌はネコノミを媒介して、感染した猫や犬に咬まれたり、ひっかかれたりすることで感染します。他に菌を保有したノミの吸血によっても感染します。動物と触れ合うことの多い子どもの発症が多く、また子猫ちゃんからの感染が多いようです。
症状
ヒト・・・傷口周辺に丘疹、膿、水疱でき、しばらく時間をおいて発熱・リンパ節の腫れなどの症状が見られます。重症化すると脳炎を併発し、痙攣や意識障害などの神経症状を起すこともあります。小さい子どもや免疫が低下している場合は、特に注意が必要です。
猫や犬にひっかかれたり噛まれたりして通院する際には、その旨を医師に伝えるようにしましょう。
どうぶつ・・・一般に無症状です。
治療
受けた外傷の消毒と抗生剤の投与など。
予防
どうぶつとの過度なスキンシップ(口移しや、食器の共有をしない)を避けましょう。また、ペットにはヒトを咬んだりひっかいたりしないようにしつけ、爪を短く切り、ノミの駆虫と予防もしましょう。換気や掃除をこまめにする等も大切です。
人獣共通感染症(ズーノーシス)についてはこちらをご覧ください。







