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パスツレラ感染症<うさぎ>

パスツレラ感染症は、パスツレラ菌による感染症であり、うさぎさんに多くみられる病気です。 パスツレラ菌の種類や感染部位によって症状が異なります。また、パスツレラ感染症はヒトにも感染する人獣共通感染症(ズーノーシス)ですので、感染したうさぎさんから噛まれたり、引っ掻かれたりしないように注意しましょう。

【原因】
パスツレラ・ムルトシダという細菌によって起こります。この菌に感染したうさぎさんに接触することで感染します。

【症状】
くしゃみや鼻水などの「スナッフル」と呼ばれる呼吸器症状が主となります。
その他、感染した部位によって症状は異なり、結膜炎、耳炎、肺炎、斜頚、皮下膿瘍、関節炎などを起こし、生殖器への感染では、子宮蓄膿症や膣炎などを引きおこします。なお、菌が血液中に感染する敗血症を起こすこともあり、その場合死に至ることもあります。

【治療】
パスツレラ菌に効く抗生剤の投与を行います。また、それぞれの症状にあった対処療法を行います。治療をして症状がある程度治まった場合でも、うさぎさんの免疫力の低下により再び症状が発現することもあります。

【予防】
パスツレラ菌に感染しているうさぎさんがいる場合は、そのうさぎさんを隔離し飼育舎や ケージなどの消毒を行い感染の蔓延を防ぎます。感染してしまった場合でも、飼育環境を快適にし、ストレスを減らすことで、症状の発現や重症に至らずに済み、結果として予防につながることもあります。

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