気胸 <猫>
ネコちゃんの胸の中の肺の周囲に胸腔という空間があります。その胸腔に何らかの原因によって空気がたまり、肺が十分に膨らまなくなってしまう病気のことを気胸といいます。交通事故やネコちゃん同士のケンカを原因とすることが多い病気です。
【原因】
通常、肺は、胸壁という肋骨や筋肉で作られた壁によって体の外と隔てられています。交通事故やケンカ、肺炎や肺癌など呼吸器の病気によって胸壁や気管・肺に穴ができてしまい、そこから空気が入り込むことによって、気胸となります。
【症状】
呼吸困難の症状が現れます。呼吸は速く浅くなり、口を開けぜーぜーとあえぐような呼吸になります。
ネコちゃんは少しでも楽に呼吸するために、座った姿勢をとりつづけたり、粘膜が白っぽくなる症状などがみられます。
【治療】
症状がごく軽い場合には、安静と内科的治療で改善することもありますが、多くは酸素室での酸素吸入が必要となります。症状が重い場合には、針などを使って胸の中の空気を抜く処置が施されることもあります。
交通事故等が原因で気胸となっている場合、手術をしなければいけないかもしれません。
【予防】
事故やネコちゃん同士のケンカを防ぐためにネコちゃんを室内で飼う等の環境づくりが重要です、また、気胸の原因にもなる呼吸器疾患の早期発見・早期治療が重要です。






