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吠える その2

お散歩時などに他のワンちゃんに吠える場合

考えられる原因
1. 縄張り意識から「それ以上、こっちに来るんじゃない」と相手に警告するためワンちゃんは吠えているのかもしれません。
2. ワンちゃんは「恐いよ、こっちに寄らないで」と吠えているのかもしれません。幼齢期にあまり多くの人と接する機会がなかったり、子犬ちゃんであったりする場合は、まだまだ経験が少ないことから、他のワンちゃんを恐がることがあります。また、以前他のワンちゃんに噛まれたりした経験がトラウマとなり他のワンちゃんに恐怖を感じ続けてしまうこともあります。
3. 飼い主様が「吠えちゃダメよ」などと、叱るつもりでワンちゃんに声を掛けているのに、ワンちゃんは「応援してくれている」と勘違いしてしまい、かえって吠えることを助長させてしまっているかもしれません。
4. 相手のワンちゃんと遊びたくて吠えることもあります。


1.~4のそれぞれの原因に対して、どんな対応をしたらいいのだろう?
【1に対して】
ワンちゃんは皆、「これ以上近づかないで・・」という「距離=縄張り」を持っており、この距離の長短は、ワンちゃんごとの性質や過去の経験などによって異なってくるようです。この距離が短いワンちゃんは吠えやすい傾向にあるといえるかもしれません。縄張り意識を持つのはワンちゃんの習性ですが、縄張り意識を弱め、距離を狭めていくことは可能です。縄張り意識を弱めることにより、吠える頻度を減らしていきましょう。

(1) 飼い主さんがリーダーらしく毅然した態度で振舞い、叱るときは厳しい声、ほめるときや遊ぶときは楽しそうに明るい声で、メリハリのある魅力的なリーダーを演出しましょう。
(2)お散歩時には、毅然とした態度でワンちゃんをリードするようにしましょう。飼い主さんといるという安心感をより感じさせるため、歩きながらワンちゃんの名前を呼び、ワンちゃんが飼い主さんに注目したら褒めてあげましょう。
(3)他のワンちゃんとの距離を飼い主さんが調節してあげて下さい。
離れた所から他のワンちゃんを観察しながら、ワンちゃんが吠えなければ褒めてあげることから始め、時間をかけながら他のワンちゃんとの距離を少しずつ短くしていきましょう。

   
【2に対して】
(1)「他のワンちゃんは怖くない」という経験を積むことでワンちゃんに自信が付いてくるようです。離れたところから他のワンちゃんを眺め、吠えなかったら褒めてあげましょう。また、他のワンちゃんとすれ違う時など、吠えることが予想される時には、飼い主さんがワンちゃんと相手のワンちゃんとの間に入り、ワンちゃんに「座れ」をさせたり話しかけたりすることでワンちゃんの気持ちをそらせると良いでしょう。吠えないですれ違うことができたら明るい声で褒めてあげましょう。
「ワンちゃんと会えば良いことが起きるんだ」「吠えないでいると褒めてもらえるんだ」と学習すると同時に、他のワンちゃんが恐くないことが分かってくるかもしれません。
(2) ワンちゃんがお利口にしている時は褒めてあげることに より、ワンちゃんに自信を付けてあげます。自信が付いてくるとワンちゃんは周囲に対して積極的になり、その結果、吠えの解消につながることがあります。
     
【3に対して】
ワンちゃんが吠えている時に、やめさせようと言葉を掛けすぎないようにしましょう。吠えるワンちゃんに飼い主さんは閉口してしまうかもしれませんが、かえって飼い主さんが楽しそうに他の人と談笑したり、平然としているのがよいでしょう。」
ワンちゃんは飼い主さんの様子から、「あれ?大丈夫なのかな?楽しそうだもん。平気そうだもん」と安心させてられることもあります。

【4に対して】
「吠えても遊べない」ということを伝えるためにも、ワンちゃんが吠えても「いけない」と叱り、吠えるのを止めたら、褒めて遊ばせてあげましょう。「スワレ」と指示をして、落ち着いてから遊ぶようにしてもよいでしょう。
遊びたいという欲求不満から他のワンちゃんを見ると興奮してしまうのかもしれません。ワンちゃんが飽きるまで遊んでもいい時間を作り、「楽しかった」という満足感を 感じさせてあげたり、ドッグランに行ったりオフ会などに参加してみるのもよいでしょう。


※注意
ワンちゃんが恐怖心から吠えている場合に、無理に他のワンちゃんと仲良くさせようとすることがかえって新たな恐怖心を増幅させてしまうことになってしまいます。 
恐くて吠えている場合は、その場から上手に離れてしまいましょう。この場合も飼い主さんが落ち着いて、平然としていることが重要です。


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