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〜インフォームドコンセントって?〜
現役の獣医学生とともに、インフォームドコンセントについての講義を受けた。インフォームドコンセントは、「説明と同意」と訳され、医療提供者サイドからすると「説明して、選択・同意をしてもらおう。」となり、患者サイドからすると「先生の説明を受けて、選択・同意をしよう。」となる。

本講義ではさらに深堀りしていて、本当はそんな「医療提供者サイド→ 患者」という一方的な説明だけでなくて、さらに「患者→医療提供者サイド」という説明も必要だと説いていた。その双方向コミュニケーションが成り立ってこそ、双方の「納得」にたどりつく。つまり、患者サイドも、「こうしたい・こう考える・こんな状況だ。」などの説明をしてほしいし、医療提供サイドはその説明を聴く場も提供していきたい。

この講義を聴いて私は、「学生時代は、これが当たり前の感覚だったのにな。」と思った。自分が勉強して技術を磨いた分を、患者さんのために役立てたい。患者本位の医療は、当たり前すぎるほど当たり前の感覚だった。しかし、獣医師としての日々を重ね、当たり前の話が当たり前じゃなくなる。緊急性の高い場合、ゆっくりお話する余裕がないこともある。患者さんにとっての非日常が、獣医にとっては日常になってくる。医療提供者サイドと患者サイドの間には、目に見えない川が流れ始める。
To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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