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〜ヒトとどうぶつの距離感〜
昔、一緒にケニアに行ったどうぶつ好きの友人から
「どうぶつ本来の自由を奪うから、動物を飼うのは反対だ。」
といわれたことがあります。確かに、野生動物を保護しようと思えば思うほど、ヒトとの距離を置いた方がいいのではないか考えたことがあります。動物園にいるトラ・野良猫・国立公園の豹など「野生動物」という言葉が当てはまるか分かりにくい動物たちもおりますし、ヒトと動物の関係はどうあるべきなのか悩むところです。

学生時代に、野生動物学の先生が「野生動物か家畜かの違いは、人間が繁殖をコントロールしているかどうかだ。」とおっしゃったのを今でも鮮明に思い出します。その言葉を聴いたときに「人間が抱えた家畜への責任感の重さ」に押しつぶされそうになりました。

さらにペットは、家畜という概念を遥かに超え、現在、家族の一員であるコンパニオンアニマルといった概念を得ています。でも、どうぶつを身近に位置付けたときに人間が抱えた責任感の重さは変わりません。また、私達の側にいてくれる存在だからこそ、「どうぶつとしての彼ら」をもっと意識して尊重していきたいなと思います。
To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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