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「今日の内視鏡の麻酔担当は、島村先生お願いします。」
ただそれだけを伝えられ、やってきたワンちゃんはアラスカンマラミュート。体重40kgくらいある大きなワンちゃんです。
男性スタッフの助けを借りて、おなかのレントゲンを撮ってみると・・・。
なんと、くっきりフォークが写っていたのです。
「信じられない・・・。」
実は、ケーキごとフォークも丸呑みしてしまったとの事でした。
早速、麻酔前の身体検査を行い、麻酔をかけ、内視鏡を口からいれました。それほど、胃壁を傷つけておらず、内視鏡から飛び出した釣りだし道具でフォークを引っ張りあげました。麻酔時間、たったの20分弱。すぐに麻酔も覚めて、帰っていきました。
内視鏡は、獣医業界でまだまだ一般的ではなく、このような場合、開腹手術が必要な場合がほとんどです。お腹を開けてしまうと、その後入院をして絶食をする必要もあります。内視鏡の素晴らしさを実感したとともに、「だからといって、また変なもの食べて来院しませんように。」と思いました。 どんなに飼い主さんが気をつけていても、想像もつかないものまで口にしてしまうワンちゃんは意外に多いのです。
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