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ある日突然「先生」と呼ばれるようになって丸一年。実は、関西に暮らし始めて一年ということでもある。私は東京生まれ東京育ち。関西特有の言葉が飛び交うこの町は、私にとって異文化とも言えるほどだ。言葉はその背景に習慣、文化、価値観、考え方を担い、生活に密着している。一年前は、この新たな町で突然先生と呼ばれるようになり、それをプレッシャーのように感じていた。
今は大好きなこの町からのニーズとして温かく捉えられるようになった。私がこの町になじんだ証拠は、私の言葉の端々に生まれる関西のイントネーションだ。自分でも薄々気がついていたが、最近は仕事仲間にも指摘される。
この仕事は、町と生活に密着している。しかも、私の場合は病院と家とが近いので、朝起きてから、寝るまでのほとんどを病院で過ごしている。お休みの日にちょっと買い物に行っても、顔なじみの飼い主さんと出会う。どうぶつ達は家族の一員として特別扱いを受けるでもなく、日常に存在している。日常の、健康でいるときほど、健康には気を遣わない。しかし、健康こそがみんなの笑顔を支えている。
この町のどうぶつ達の健康を守りたい。この町の笑顔のために。この一年、私を育ててくれたこの町に感謝して、2年目も頑張ります。
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