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〜「犬にとっての病院〜考察1」〜
犬たちにとって、首輪やリードをつけることは、「おさんぽ」を意味する。しかし、多くの犬たちは騙されたと感じた経験を持ったことがあるだろう。行き先が、病院だった場合だ。

犬たちは、病院が何のための場所か知らない。なんだか、たくさんの他の動物たちの匂いがして、普段嗅いだことのない化学製品の匂いがする。白衣を着た知らない人に名前を呼ばれ、肛門にガラスの棒(体温計のこと)をつっこまれたりする。

こう考えていくと、、医療というサービスを提供することは、動物が「楽しい・うれしい」ことをサービスとして提供することとは訳が違う。動物たちがもともと持たないニーズを飼い主さんと一緒に生み出しそれに対処することともいえる。そして、それが、動物たちの健康で楽しい生活を支えるという信念がある。飼い主さんや私たちが人間であるからこう「考える」ことができる。目の前のことだけじゃなく、目に見えないことも大切にできる。

でも、目に見えることも大切だ。動物たちのためにリラックスできる環境を作り出せるようもっと工夫していきたい。犬たちのしっぽ振りが一回でも多くみられるように。
To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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