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〜急ぐときこそ焦らない〜
春の動物病院はとっても忙しい。待合室はとても混雑いたします。なぜなら、フィラリア予防、そのための検査、ノミ・ダニ予防、狂犬病予防接種と重なるためです。フィラリアやノミ・ダニの予防は、季節が大きく関連しているので時期が集中するのは理解できるのですが、そこにさらに狂犬病予防まで春に集中させなくてもいいのに・・・なんて思ったりもします。が、お役所の決めたことなのでどうにもできません。

そんなわけで、春の動物病院はにぎやかです。ほとんどが健康で元気なワンこ達ですから。年に一度、この時期にしかお会いしない健康優良児(犬)にも会うことができます。一年ぶりに会ったワン子達は、去年診察に出るようになったばかりで動物に針を刺すことにものすごく抵抗があったその新鮮な気持ちを思い出させてくれます。

患者さんをたくさん待たせていると思うと、どうしても心の何処かに焦りが生じます。でも、もっともっと丁寧に細やかに診察をしていきたい。どんな異変も見逃したくない。そう思って「とにかく焦らずに落ち着いて」日々の診察にあたろうと自分に言い聞かせています。実は、救急患者さんを診るときに自分に言い聞かせていた言葉でもあります。一刻を争う救急医療、しかし焦りは禁物です。
To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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