column ハッピーとらいあんぐる学
Vol.24 [2005.06.11]
大きな注射
なかなかいい獣医さんに出会えないというご相談の中で、「先日行った獣医さんなんて、うちのウサギの身体より大きな注射を打つんですよ。ひどいと思いませんか?」との感想をお伺いしました。

おそらく「大きな注射」というのは皮下点滴のことをさしているのだと思います。人間でも体調が悪い時に点滴をしてもらうことがありますが、それと同じ役割です。どうぶつの場合、人間と同じように時間をかける静脈点滴という方法もあるのですが、時間をかけたくない場合には、ポンプ(注射の筒の部分)を使って皮下に水分を貯めておく皮下点滴という方法がとられる場合が多いのです。

ご家族の方からしてみれば、「大きな注射」=「かわいそう」が、病院の立場からしてみると、「大きな注射」=「入院のような長期ストレスにさらさずにすむ」と考えていたものと思います。このようなギャップを埋めるには、コミュニケーションしかありません。

ご家族の方も違和感を感じたのであれば、ぜひ先生に感じていることを伝えていただきたいと思います。病院の立場からみてささいなことでも、ご家族の立場に立って、より詳しく分かりやすい説明を心がけたいと思います。

To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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