column ハッピーとらいあんぐる学
Vol.18 [2005.05.24]
そもそも病院とは?
そもそも病院とは、何なのか?

a.病気を治すところ私は、高校生のときに「病気の子が増えると病院がもうかる」ことに違和感を感じていた。病院の役割は、健康な子が増えることであるはずなのに、病気の子が増えたほうが病院はもうかるというのはおかしい。でも、実際、ある病気の予防薬の販売開始時に、その病気が世の中で減ることを恐れて、なかなか病院の支持を得られなかったという。そもそも病院とは、「病気を治すところ」なのだろうか?

b.健康でいるためのサポートを受けるところ私は、なんとか地域に健康な子が増えると病院がもうかる仕組みを作りたいと考えている。みんなが健康なときから、学校の保健室のように気軽に立ち寄れる地域のホームドクターが、そのジェネラルな能力に対して対価をいただけるような仕組みをつくっていきたいと思う。そもそも病院は、「健康でいるためのサポートを受けるところ」なのではないだろうか?

ある病気を治すことに専念する専門病院やスペシャリストは、「病気を治すところ」としての機能にウエイトが大きくなるが、それも「健康でハッピーにすごす」ためのひとつの手段を提供しているはずだ。単に「病気を治す」ことだけが、目的にならないように気をつけていきたいと思うし、飼い主のみなさんにもそう理解していただければと思う。

To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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