column ハッピーとらいあんぐる学
Vol.16 [2005.05.24]
ひともどうぶつもかかる病気1「狂犬病」
1732年、徳川吉宗の時代。「西国にはじまり徐々に東北まで広がった」狂犬病は、犬だけでなく人を含む多くのほ乳類に感染し、死に至らしめた。発症すると100%死に至るというこの病気は、本当に、本当に、怖い病気である。

そんな狂犬病も、日本では、1950年に狂犬病予防法が施行され、その後たった20年間で撲滅に成功している。しかし、世界では、まだまだ狂犬病がなくなっていない。WHO(世界保健機構)の報告では毎年35,000〜50,000人の犠牲者がでているとのことで、身近な韓国やアメリカなどでも発生している。

この狂犬病予防の重要性を、飼い主さまにお伝えするのが近年難しくなっている。なぜなら、獣医師にとっても、狂犬病は身近な病気でなくなってきてしまったからだ。

“ハッピーとらいあんぐる”の実現に、このような「ひとにもどうぶつにもかかる病気」は、何よりもの脅威となりうる。この病気を防げるのは、「ひと」サイドの意識と知識にかかっている。

To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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