column ハッピーとらいあんぐる学
Vol.11 [2004.10.22]
病院ではできないコミュニケーション 1
高校生の時、地元の動物病院にお願いして病院見学をさせてもらった。

その時に気が付いてしまった。「病院がもうかるというのは、病気が増えているということかもしれない。地域に健康な子が増えると、病院がもうかる仕組みはできないのだろうか。」そんなテーマを抱えながら、獣医学部へ進んだ。そして、実際に病院の獣医をして気が付いた。

とても大事だけど、病院ではできないコミュニケーションが2つある。

1つは、予防行為をしていただけていない方とのコミュニケーション。
予防の必要性を啓もうしていく必要があるが、実際に病院に来てくださるのは、すでにその必要性を知ってワクチンを接種しに来てくださる方がほとんどだ。

もう1つは、病気が深刻になる前のコミュニケーション。
症状に気が付いていただくためには、そしてまた、気が付いたらすぐに来院していただくためにはどうしたらいいのかが課題である。

病院にいてはできない2つのコミュニケーションを、私は、病院という現場を一旦はなれてでも、活性化していきたい。
To be continued...
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著者
アニコム健康促進事業部
獣医師 島村麻子
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