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Vol.10 [2004.10.12]
どうぶつの医療の多様性 |
どうぶつの医療は、ひとの医療よりも対象が多様だ。
ひとの医療であれば、対象動物種はヒト1種類であるが、どうぶつの医療の場合は無限大といってもいいかもしれない。大学の時には、牛や馬や犬などのほ乳類だけかと思ったら、ニワトリなどの鳥類、さらに、コイやウナギなどの魚類までの病気を勉強させてもらえた。確かにある対象物だけをみていては、「分かる」ことは難しい。「分かる」ことは、「分ける」ことであるから、いろいろな動物を知って、その差分を理解することが、「分かる」ことにつながる。
さらにどうぶつの医療は、対象となる診療科目も多様だ。内科や外科、歯科など総合的に診るので、ひとのように「何科にかかったらいいか分からない。いろんな科をたらいまわしにされた。」などということにはなりにくい。
しかし、その多様性を維持したままでは、設備投資も技術向上も非効率的になってしまう。さらに獣医療が発展するためには、スペシャリストとの連携をしっかりとって、ネットワークとしてどうぶつたちの健康を支えていくことが重要である。
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